文化・観光部はこのほど、福建省及び上海市住民の台湾地区団体旅行を再開すると発表した。現在は各種活動が積極的に準備中だ。台湾地区各界は続々と大歓迎を表し、特に観光業が長く待ち望んだ朗報だとした。

中国国民党は民進党当局に対して、両岸の観光・交流再開に関する台湾地区社会の訴えを直視し、不要な壁を早急に取り払い、両岸関係を平和と安定に戻すよう呼びかけている。国民党はプレスリリースの中で、「観光は両岸の人々の対面型の接触と直接的な生活体験を通じ、共通する感情を養い相手側への善意を増やす。さらに両岸交流の効果と利益を末端に届け、台湾海峡の平和と安定を効果的に守ることができる」とした。

台湾地区の多くの県・市長、観光業界協会、団体責任者らは続々と両岸の観光再開への期待を示し、台湾当局に規制解除を呼びかけた。

台湾遠竜旅行社の包蕾会長は、「これは観光業にとって喜ばしい情報だ。台湾地区の観光業に新たな活力を注ぎ、現地の観光市場の回復を促進する。多くの観光業者は福建省と上海市の団体客のために準備を整えている。台北故宮博物院などの文化スポットを訪問し、夜市の料理を体験するディープな観光ルートを作った。大陸部の友人に忘れがたい台湾旅行体験を提供したい」と述べた。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2025年1月21日