同シリーズは国の重点出版内容であり、このような中国文化の典籍の外国語版を体系的かつ全面的に出版することはわが国では初めてのことであり、中華民族の優れた伝統文化を紹介する基礎的プロジェクトでもある。
『大中華文庫』実行委員会はわが国の文学、歴史、哲学、政治、経済、軍事、科学技術などの分野における最も代表性のある典籍百余点を選び、テーマと版の種別を一々校定、整理し、専門家が古語の文章を口語文に訳し、その後で英語に翻訳した。
『大中華文庫』の楊牧之総編集長は、これからの作業について、最も重要なのは「本質を確保する」ことであり、翻訳作品は外国人専門家に校閲してもらい、出版社では三度の審査を経た上で文庫実行委員会による四回目の審査をおこなうことにしている。このほかに、フランス語とスペイン語の翻訳版の出版と近現代の内容の出版の準備にも着手しており、これからの資金投入はさらに多くなるだろう、と語っている。
「チャイナネット」2007/01/12