曹妃甸湿地公園
発信時間: 2007-07-24 | チャイナネット

 

 写真は唐海県中心地にある創業広場の石碑

曹妃甸湿地公園は河北省唐海県西南部、渤海深水区域の北岸に位置している。曹妃甸港とは25km離れており、唐海県人民政府が置かれている所と曹妃甸港区とは40kmの距離がある。ここは曹妃甸港と直接つながった内陸部といえる。また、内陸と曹妃甸工業区をつなぐ交通の中枢でもある。

写真は湿地公園の木造小屋

 

曹妃甸湿地公園は、西は北京から220km、天津から120km。北は唐山から45km。東は秦皇島から150km、京唐港から30km離れている。京・津・唐・秦という四つの市に囲まれていて、その地理的条件はとりわけすぐれている。

写真は湿地公園の風景

 

曹妃甸湿地公園は面積が広く、動植物の種類も多く、自然生態系が豊かである。これは河北省特有で、中国全体をみても希少な湿地と鳥類の自然保護区である。曹妃甸湿地公園には三つの特徴がある。

一つは面積が広いことである。総面積は1.1万ヘクタールで、緩沖区は0.19万ヘクタール、実験区の面積は0.56万ヘクタールにもなる。

二つ目には、湿地の種類が豊富なことである。公園内には海岸でたまった泥砂による砂浜だけでなく、葦の生えた池、沼などの天然の湿地だけでなく、他にも水田や水産物養殖用の池、用水路などの人工的な湿地もあり、合計9個の湿地の形態がある。

三つ目は、野生動植物がたくさん存在することである。湿地に存在する野生植物は238種で、銀杏・蓮・ツルマメ・野生のヒシなどの国家二級の保護植物がすでに発見されている。浮遊植物は107種、野生の陸生動物は17種、甲殻類は49種、軟体動物は63種、昆虫は286種、魚類は124種、鳥類は17目52科307種に及ぶ。

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