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ラサ暴力犯罪事件
発信時間: 2008-03-21 | チャイナネット
 
現場での報道
 

   ラサ暴力犯罪事件の真相

西蔵(チベット)区都のラサ市では、ごく少数の人が人民大衆の生命や財産の安全に危害を加えるという事件が起こった。これに対してチベット自治区の関係部門は、チベット社会の安定、法律の尊厳、大衆の根本的な利益を守るため、法律に基づき有効な措置をとり適切に処理した。

ラサ市のデプン寺(哲蚌寺)の約300人の僧侶は3月10日午後、国の法律と寺院関連管理制度を無視してラサ市街地に入り、「殴る、壊す、奪う、焼く」の破壊活動を行った。執務警官たちに停止を求められると、恣意的に警官たちを罵って殴り、非常に狂暴に振舞った。同じ日、ほかの地方から経を勉強するためにセラ寺(色拉寺)に来ていた僧侶10名以上は、ジョカン寺(大昭寺)広場で「雪山獅子旗」を揚げ、「チベット独立」などのスローガンを叫んだ…

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    ラサ暴力犯罪事件の性質

西蔵(チベット)自治区の責任者は14日、チベットのラサで起こった騒乱についての質問に対し、次のように答えた。ラサではこのほど、ごく少数の人間が殴る・壊す・奪う・焼くなどの破壊活動を行い、人民大衆の生命や財産の安全に危害が加えられるという事件が起こった。これがダライラマ集団の組織的で計画的なたくらみであることを示す証拠は十分あり、チベット各民族の民衆の間でも強い怒りと厳しい非難を引き起こしている。チベットの関連部門は現在、有効な措置を取り適切に処理を行っている。我々はチベット社会の安定とチベット各民族の民衆の生命と財産の安全を維持する十分な能力を持っている。チベットの安定と調和を乱そうとするごく少数の人のたくらみは人々の心をつかむことはできず、失敗は目に見えている。

 

   事件についての政府見解

チベットについての質問に答えた際、温家宝総理は次のように述べた。

この事件で、ごく少数の人は罪のない人々を傷つけ、殺害し、その手段は非常に残忍なものであった。暴徒たちは車両や公共施設をぶち壊し、民家や商店、学校を焼き払った。この事件はラサ市の正常な社会秩序をひどく破壊し、ラサ市の人々の生命と財産にきわめて大きな損害をもたらした…

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   事件の最新状況

西蔵自治区の関係部門によると、19日22時までに、ラサで起こった「殴る・壊す・奪う・焼く」などの破壊活動に参加した170人が自首した。

自首した人の中には真相をよく知らない大衆も多く、一部の人は一握りの不法者によって扇動されたか、脅かされて参加した人もいる。

ラサで起こった14日の暴力事件は、人民大衆の生命や財産に大きな損害をもたらした。現在、ラサの社会情勢はすでに安定し、人々の生活もほとんど正常に回復している。

 

   国際社会の態度

このほど拉薩(ラサ)で発生した暴行・破壊・略奪・放火の重大な暴力犯罪事件について、一部の国の政府は、暴力事件に対する中国政府の法に基づく処置への支持、および「西蔵(チベット)独立」分裂活動と北京五輪の政治化への反対を次々に表明した。

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「チャイナネット」 2008年3月21日

 

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