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北京パラリンピック 「鳥の巣」の準備状況
発信時間: 2008-09-05 | チャイナネット

北京ラリンピックの開会式が、間もなく国家体育場「鳥の巣」で開催される。「鳥の巣」のボランティアの責任者である史善峰氏に、今の準備状況を聞いた。

 

身体障害者用の座席が倍増

身体障害者用の座席は、250席から675席に増え、その多くは1階に集中しているが、2階と3階の観客席にも設置される。閉会式と陸上競技の時には調整され、一部の普通席が身体障害者選手の座席に変わる。

 

79人増えたボランティア

パラリンピック期間中に、「鳥の巣」でボランティアをする人たちは3758人で、オリンピックより79人多い。北京、天津、河北、山東、上海の医療機関から来た新しいボランティアたちは、普段、身体障害者関係の仕事に従事している。大会組織委員会がこうしたボランティアたちを募集したのは、パラリンピックに参加する選手により良いサービスを提供するためだ。

 

安全検査の入り口に車いす通路を設置

すべての安全検査の入り口にはスロープが設置され、車いすの観客の出入りが便利になった。

リハーサルを見に来た身体障害者の張さんが「とても快適」と話すように、「鳥の巣」の近くにある地下鉄を出ると、ボランティアが安全検査の入り口まで張さんを送り、検査も持っていたカバンを開けて見せるだけだった。

 

電気自動車を提供

「電気自動車が利用できます」と、「鳥の巣」の西側でボランティアが案内していた。オリンピック期間中は、年配者や子供、身体の不自由な人を運ぶために、会場を往復するバスのバス停が安全検査の入り口に設置されていた。パラリンピック中は、電気自動車の台数が増やされるほか、積極的に身体障害者の人たちにサービスを提供する。

パラリンピック開催中には電気自動車のほかにも、40台の車イスも用意される。

「チャイナネット」2008/09/05

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