
・中国 パンダ
研究によると、中国の「パンダ外交」は西暦685年に始まる。唐王朝の武則天は、日本の皇室に2頭のパンダを贈った。新中国成立後の1957−82年、中国は9カ国に23頭のパンダを贈った。
パンダが正式に「国の動物」と呼ばれることはないが、まさに「国の宝」と言える。中国はパンダを「国の礼儀」として海外に贈ることをやめ、レンタルや共同研究などを行っている。パンダの海外旅行は、現在も続いている。
タイのゾウ、バングラデシュのベンガルトラ、ペルーのアルパカ、英国のライオン、モンゴルの野生馬、サウジアラビアのヒトコブラクダ、ニュージーランドのメンヨウとキーウィ、豪州のコアラなどは、多くの人にとって「国の動物」だろう。アメリカバイソンのように「国の哺乳類」に指定されるかどうかに関わらず、これらの動物は国や地域を象徴する存在となっており、人々に彩り豊かな世界を楽しませている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年5月12日
![]() |
|
![]() |