ブラジルのサッカークラブ・チャペコエンスの選手が乗ったチャーター機が29日、コロンビア・メデジン付近に墜落した。地元警察によると、搭乗していた76人が死亡、5人が生存、うち3人がサッカー選手だという。世界サッカー業界で起きた6回目の重大航空事故となる。
過去に起きたサッカー関係者を巻き込んだ航空事故
1949年5月4日、イタリアのトリノFCの選手が乗った飛行機がトリノ市郊外のスペルガの丘に墜落し、乗っていたトリノの選手18人全員が死亡した。これにより、当時のイタリアサッカーをリードしていたトリノが消えた。
1958年2月、マンチェスターUの選手が乗った飛行機がミュンヘン空港で離陸に失敗し、選手8人、コーチ1人、役員を含む23人が死亡した。
1961年4月3日、チリのグリーンクロスの一部選手とコーチが乗った飛行機がアンデス山脈に墜落死、選手8人とコーチ2人を含む24人が死亡した。
1987年12月8日、ペルーのアリアンサ・リマの選手が乗った飛行機が太平洋に墜落死、16人の選手・コーチを含む43人が死亡した。
1993年4月23日、ザンビア代表を乗せた飛行機が大西洋上に墜落し、18人の選手を含む30人が死亡した。当時、選手らはワールドカップ予選のためセネガルに向かうところだった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年11月30日