イギリスの『デイリー・メール』の5月25日の報道によると、世界初のデジタル墓石がこのほど、スロベニアで2番目に大きい都市マリボルの墓地に登場した。この墓石には48インチのタッチパネルが付いており、死者の生前の写真、動画、情報を閲覧できる。悪天候にも耐えられる。価格は3000ユーロ。
この墓石は普通とそれほど変わらないように見えるが、訪問者が墓の前に立つとセンサーが自動感知し、タッチパネルに情報が表示される。
販売業者のBioenergijaの責任者サソ・ラドヴァノビッチ氏は、「死者の氏名のほか、写真や動画など情報も表示され、伝記とも言える。センサーがついており、訪問者がいない時は死者の氏名と生没年月日だけが表示され、省エネにより使用年数を延ばすことができる」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年5月27日