外国メディアの7月14日の報道によると、日本のロボット開発会社ZMPは東京都で開いたZMPフォーラムで、配達ロボット「CarriRo Delivery(キャリロデリバリー)」を発表した。このロボットは車輪のついた箱のようで、配達ボックスがついている。カメラとレーダーで周囲を確認して進み、荷物を配達する。
最大積載重量は100キロ。ZMPは小型ドローンでの配達が難しい食品などを配達するロボットとして、物流会社などに提供する計画。
ZMPは宅配寿司「銀のさら」を共同経営するライドオン・エクスプレスとオフィスビルなどでテストを行い、指定区域で実験的にサービスを開始するという。
報道によると、日本では宅配業の人手不足問題が深刻化しており、営業所から顧客の家までの「最後の1キロ」にロボットを導入すれば、配達員の負担を減らせるし。
しかし、ロボットを実用化するには法律を見直す必要があり、ZMPは日本政府とも話し合っていく。
日本政府は路線図を制定し、2020年から2025-2030年までの人員と貨物輸送の完全無人化を目指している。鉄道やトラックなどの交通機関を無人化し、小型ドローンと物流施設をリンクさせ、最適な配送メカニズムを構築する計画。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年7月17日