イギリスの『デイリー・メール』の9月13日の報道によると、これらの衝撃的な写真には第二次世界大戦中に日本の戦争捕虜収容所にいたガリガリのイギリス兵が写っている。1945年に日本が降伏した後、同盟軍部隊は数百人のこのような捕虜を見つけた。彼らは飢餓状態にあっただけでなく、衛兵から虐待も受けていた。
骨と皮だけになったガリガリの軍人、虐待を受けた人、凶悪で残虐な「黒人王子」や「狂的なモントルー」の写真がある。そのほかに、捕虜が収容所で厳刑を受ける様子を撮ったものもある。飢餓状態の捕虜は厳刑を受けたり熱帯病に感染したりして手足を無くし、義肢をつけるしかなくなった。その後、多くの収容所の衛兵がこれらの罪を問われて絞首刑に処された。
戦争中、日本は約14万人の同盟軍軍人を捕虜にした。しかし、日本は『ジュネーブ条約』の捕虜の待遇改善に関する規定を守らず、数多くの捕虜が野蛮な扱いをされ、餓死したり、厳刑に処され労役を強いられた。中でも有名なのはミャンマー鉄道の建設である。日本は6万人の同盟軍軍人を働かせ、うち1万2000人が虐待、病気、飢餓で死亡した。
第二次世界大戦の太平洋戦争は、太平洋の島嶼と東南アジアを含む広範囲に及んだ。1941年12月に始まり、1945年9月2日に日本が降伏文書に署名するまで続いた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月15日