イギリスの『デイリー・ミラー』の10月8日の報道によると、イギリスのマイケル·ゴーブ環境相が象牙販売禁止令を発表した直後に、アジアゾウ新たな被害に遭っていることが発覚した。象の牙ではなく、皮が取られ、牙のないメスのゾウも被害に遭っている。調査員は森林で、1日で20体のゾウの死体を発見した。これらのゾウは毒矢で殺され、皮が剥ぎ取られていた。
医療分野で使用される動物の皮は村民が偶然見つけた動物のものである。しかし、2014年に密猟者が獲ったものが増加した。当時、ミャンマーに大象珠」というものが登場した。これらの赤のブレスレットやネックレスなどはゾウの皮で作られ、価格は75ポンド前後、病気を予防すると言われている。
はびこるジュエリーの違法取引の背後では、ゾウが大量の殺されている。2016年、ミャンマーで皮が剥ぎ取られたゾウが60頭以上見つかった。今年はさらに深刻となっている。ジュエリー市場の需要が増え続ければ、2年後にゾウは絶滅の危機に立たされるだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月10日