イギリス紙『ガーディアン』ウェブ版によると、東京のある小学校が高級ブランドのアルマーニがデザインする制服を導入するというニュースが世界の各大手メディアで報じられた。同校の数人の児童はこれが原因で嫌がらせを受け、学校側は警備員を雇ったという。
東京の銀材にある泰明小学校は先日、数人の警備員を雇った。これまでに3人の児童が嫌がらせを受け、多くの見知らぬ人から「泰明小学校の児童か」と話しかけられ、「本当にアルマーニのものか」と制服を引っ張られた。
通常、日本の街中はかなり安全で、学校が警備員を雇うことは少ない。
地元の広報担当者は、「警備員は朝と午後の通学時に周辺の道路を巡回し、児童の安全を守る」と話した。
泰明小学校はアルマーニがデザインする制服を導入することで、公衆やネットユーザーから批判されている。制服は一式約8万円だという。
学校側は制服の購入を強制しないとしているが、保護者は子供が孤立することを心配し、高額で買うしかない状況である。「成長の速い小学生が高価な制服を着るのは無駄」という批判がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年3月6日