習近平国家主席は14日、インドネシアのジョコ大統領と電話会談を行った。新華社が伝えた。
習主席は「ジョコ大統領は就任以来8回訪中し、私と12回会い、両国が運命共同体という新たな章を切り拓き、包括的な戦略的協力という新たな構造を構築するためにリーダーシップを発揮した。中国とインドネシアの友好事業に対するジョコ大統領の重要な貢献を中国は高く評価する。インドネシアの新政権が対中友好政策を継承し、中国インドネシア運命共同体の構築促進をより高い水準へと邁進し続けるものと信じる」と表明。
「中国はインドネシアと共同で質の高い『一帯一路』(the Belt and Road)を建設し、ジャカルタ―バンドン高速鉄道の持続可能な運営を達成し、協力の目玉をより多く作り、両国間の協力が両国民により多く恩恵をもたらすようにすることを望んでいる。バンドン会議の開催から来年で70年になる。中国はインドネシアと共に平和共存五原則及びバンドン精神を発揚し、グローバル・サウス諸国の団結と協力を推進し、多くの発展途上国の共通利益を守り、地域さらには世界の発展・繁栄・安定を促進することを望んでいる」と強調した。
ジョコ大統領は「過去10年間、私と習主席は深い友情を結び、両国の包括的な戦略的パートナーシップと各分野における互恵協力が重要な成果を収めるようリーダーシップを発揮してきた。インドネシアの経済発展への中国の積極的な貢献に感謝する。ジャカルタ―バンドン高速鉄道は両国による『一帯一路』共同建設協力の模範となった。インドネシア新政権の指導の下で、両国関係が引き続き良好な発展の勢いを維持するものと信じる」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年10月15日