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チャイナネット、日本の中国情報局の五輪報道協力パートナーに
発信時間: 2008-01-22 | チャイナネット

 

チャイナネットは、日本の株式会社サーチナ会社傘下の「中国情報局」と1月22日、北京で記者会見を行い、五輪報道戦略的協力パートナーを結ぶことを明らかにした。その前に双方は、すでに協力取り決めに調印し、共同で制作した日本語の五輪特集ウェブサイトを公開している。

同記者会見は、国務院新聞弁公室のプレスセンターで、中国外文出版発行事業局の黄友義副局長、各界の代表や中日両国のメディア関係者約100人が参加して行われた。

中国と日本は各方面で密接な関係を保ち、特に中日関係の着実な発展に伴い、日本社会では「中国ブーム」が巻き起こり、中国に関心を持つ人も増え続けている。今回の五輪報道協力関係は、メディアの協力を通して両国の相互理解を促進し、中国のイメージアップに効果的な措置である。

今回の協力の背景及び成果を紹介するチャイナネットの李雅芳副編集長
 
 2000年に開設したチャイナネット日本語版は、国務院新聞弁公室がリードし、中国外文出版発行事業局が管理する、国の重点ポータルサイトである。この8年チャイナネットは、タイムリーなニュースや多言語の報道で、世界約200の国や地域のネットユーザーが中国を知る重要な情報ルートになっている。

07年に全面的に更新した五輪特集ウェブサイトは、中国で唯一の8つの言語で五輪を伝えるサイトである。チャイナネットの日本語版は、日本の人たちが中国を知る窓口としてや、両国国民の理解や友情を深め、両国の戦略的互恵関係の発展を促す責任を担っている。その中の五輪特集ウェブサイトは、ニュース、資料、写真、論評、インタラクティブサービスなどの機能が一体になった総合的な五輪特集ウェブサイトである。

双方の将来の協力を展望する中国情報局の端木正夫氏

株式会社サーチナは、中国で27万人の登録会員がおり、その傘下の「中国情報局」は、日本最大の中国情報を扱うウェブサイトである。今回のチャイナネットとの協力は、中国の主な日本語ポータルサイトを比較した後の選択だった。協議によると、調印日から2008年12月31日までの間、中国情報局は、転載やミラーサイトの方法で、チャイナネット日本語版の五輪特集ウェブサイトの内容を利用する。

双方は2008年3月に、「北京市民がレンズに収めたオリンピック」というコラムの開設を予定しており、サーチナの27万人の登録会員や、チャイナネットの数百万人のユーザーに働きかけ、普通のネットユーザーの視点から撮ったオリンピックの一瞬を投稿してもらい、その写真から日本のユーザーが、世界的なスポーツイベントの盛況の様子を感じてもらうことが出来ればと考えている。また、中国情報局日本語特集五輪ウェブサイトは、2008年2月に日本人の観光客のために、株式会社ぐるなび (日本語:www.gnavi.co.jp 中国語:http://www.gudumami.cn/)が提供する北京のグルメ情報も公開する。

双方の協力は、中国情報局がチャイナネットからより多くの情報を得るだけでなく、日本における北京五輪の影響を拡大し、両国のメディアが情報交流や協力を強化する重要な措置でもある。今後、両者は、五輪報道の分野における協力を一層強化するほか、他の分野における全面的な協力を開拓し、双方共に利益が出ることを目指している。

「チャイナネット」2008年1月22日

 

 

 

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