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博鰲アジアフォーラム、中国の改革・開放事業成功の秘訣を探る
発信時間: 2008-04-14 | チャイナネット

博鰲(ボアオ)アジアフォーラム2008年次総会では、「中国改革・開放30周年円卓会議」が開催され、内外の参加者たちは「改革・開放事業成功の秘訣」や、「中国経済の急速成長の秘訣」などをめぐって議論を繰り広げた。そのうち「思想解放」や「経済建設を中心に堅持する」「漸進的な改革」などは、成功した経験として参加者から幅広く認められた。

上海自動車グループの丁磊副総裁は、「思想解放は改革・開放を先導するものであり、改革・開放が行われたこの30年で最も重要な経験でもある。この30年の歴史は、絶えず思想を解放し、開拓して革新してきた歴史である」と話す。

元米国大統領顧問であり著名な経済学者のジョン・ラトリッジ氏は、「中国は漸進的な改革のモデルをたどり、経済発展と社会安定のバランスをよく維持した。これは大きな成功である」と語っているほか、多くのオブザーバーたちも、周辺から改革を始め、徐々に中心へ推進し、そして全方向に推し進めていくという方法は中国の改革・開放の優れた点であり、成功した経験であると考えている。

ジャーナリストの魏武氏は、この30年の改革・開放が、中国の歴史の中のいくつかの悪循環を打ち破って成功したのは、微かな変化が積み重なって大きな変化になり、安定かつ急速な発展を実現したからだと考えている。こうした一連の成功経験は、世界の国々にとっても貴重なものである。

スリランカのラージャパクサ大統領はこのフォーラムで、「中国の驚異的な経済成長は、中国の人々に大きな利益をもたらしたとともに、その他の発展途上国を奮い立たせ、変革の希望をもたらした」と語る。

ロシア連邦共産党中央委員会のゲンナジー・ジュガーノフ党首は北京で取材に応じた際、ロシアは中国の改革・開放30年の経験に注目し、それを参考すべきだと述べている。

胡錦涛主席はかつて、「世界には、どの国にも通用する発展のモデルやパターンはなく、変化しない発展のモデルやパターンもない。内外の情勢の新たな変化や、人々のさらなる豊かな生活への期待に応じ、自身の条件や時代の特徴に合わせて、自国なりの発展モデルやパターンを絶えず探り、それを改善し続けなければならない。今ますます激しくなっている世界の競争の中で、国や民族が発展を遂げるためには、必ず時代とともに進み、改革・開放し、発展に力をいれ、人間本位を堅持し、調和を促進しなければならない」と強調したが、ボオアアジアフォーラムの多くの参加者は、これが中国の改革・開放が世界にもたらす最も大きな啓発であると考えている。

「チャイナネット」2008年4月14日

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