海南省で行われていたボアオ・アジアフォーラムの年次総会は13日午後、3日間のハイレベル対話を終えて閉幕した。
今年は5大陸から10人の国家元首や政府首脳が出席する規模・影響力共に過去最大の総会となった。開幕式では胡錦濤国家主席が基調講演、オーストラリア、パキスタン、スリランカ、タンザニア、チリの元首や指導者も演台に立った。
今年は「エコアジア:変革の中でウィンウィンを実現」をテーマに、政財界や学界から1700人余りが、気候変動、再生可能エネルギーの開発、企業投資、クリーンエネルギーの推進、企業・政府間協力などについて踏み込んで討議し幅広い共通認識を達したほか、金融改革とイノベーション、サブプライム危機およびその世界への影響、インターネットの未来、不動産と通信業の持続可能な発展、アジア企業の国際競争力などについても話し合った。中国の改革開放30周年に関する円卓会議も開かれた。
ボアオ・アジアフォーラムは6月3日から5日、初めてアジアを飛び出し、英国ロンドンで国際資本サミットを開く。
「人民網日本語版」2008年4月14日