中国人民銀行上海本部が10日に発表した、昨年12月の域外機関投資銀行間債券市場速報によると、昨年末時点の域外機関が保有する銀行間市場債券は4兆元で、銀行間債券市場全体の預託量の約3.5%を占め、いずれも記録を更新した。2020年末と比べると、域外機関による債券のポジションが約7500億元増え、預託量全体に占める割合が約0.3ポイント上がった。
また速報によると、中国債券市場に進出中の国際投資家が増えている。法人主体に基づき計算すると、昨年末時点で1016社の域外機関が市場に進出しており、1年で111社増えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年1月15日