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アジア最大の駅を目指す北京・上海間高速鉄道の南京南駅が着工
発信時間: 2008-01-10 | チャイナネット

アジア最大の鉄道ターミナルを目指す北京・上海間高速鉄道の南京南駅が9日に着工した。

高速鉄道の駅と国道のターミナルからなる南京南駅は、敷地面積2万平方キロで、高速鉄道の沿線諸駅の中では最大規模。建設計画によると、南京南駅は3階建てで、プラットホームは2階、待合室は3階に作られる。

1階は乗り換え広場になっており、地下鉄1号線、3号線、6号線の出入り口が設けられ、広場の南側には、南駅と禄口空港と結ぶ空港行きのバス停も作られる。また南広場では長距離バスターミナルも建設され、今後この場所では、鉄道、市内バス、地下鉄、長距離バス、空港行きバスの乗り換えが可能になる。

南京南駅が完成すると、北京・上海高速鉄道のほかにも、上海-南京-合肥-武漢-重慶-成都を結ぶ鉄道、南京-蕪湖-安慶の鉄道、南京-杭州の鉄道がこの駅を経由することから、南京南駅は華東地域の最大の交通ターミナルとなるだろうと専門家は話している。

 

「チャイナネット」2008年1月10日

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