伝えられるところによると、鉄道の建設資金を調達するために、北京―上海高速鉄道プロジェクトが年内に北京―上海高速鉄道有限公司を設立することになった。
北京―上海高速鉄道有限公司は登録資本金が1100億元で、鉄道部、国有銀行3行、北京―上海高速鉄道が経由する地方政府及び海外私募基金1社の共同出資で設立されるもの。北京―上海高速鉄道プロジェクトは合計2200億元が必要と見積もられている。各機構の共同出資の1100億元以外に、残りの1100億元は銀行からの貸付や債券発行の形で調達されることになる。
北京―上海高速鉄道有限公司の設立は、北京―上海高速鉄道プロジェクトの建設の面で、国の財政資金の不足を補うことができ、インフラ整備の重要な構成部分となる鉄道への投資・資金調達体制の改革を促進することになると見られる。また、円滑に運営すれば、8年後に資金を回収することが可能と見られている。
「チャイナネット」2007年10月25日