中国の貿易の昨年の「成績表」を見ると、貿易額が6兆ドルの大台に乗ったことが目を引き、かつ対米貿易額も前年比3割弱増の7556億ドルで過去最大となった。このデータは中米貿易の依存度の高さを浮き彫りにし、かつ中米の協力とウィンウィンこそが大勢の赴くところであることを再び裏付けた。
一連のデータによると、中米経済・貿易摩擦を受けながらも、両国の貿易はむしろより頻繁になっている。米国が2018年7月に中国に対する追加関税を導入した後、中米貿易額は2019年に前年比でやや減少したが、その他の年はいずれも増加した。新型コロナウイルスの発生後はそれが特に顕著だ。2020年の中米貿易額は前年比8.3%増で、21年にはさらに大幅に増加した。しかも中国の近年の対米輸出額の伸び率は輸入を常に上回っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年1月20日