――国際金融センターに向けて発展する過程で、上海が香港に学ぶものはまだ非常に多い。
上海と香港。1つは中国の金融センターであり、1つは世界的な金融・ビジネス・貿易センターである。いずれも中国の都市であり、金融業の発展には植民地の影響があることから、上海が国際金融センターに向けてまい進すると提起した際、人びとは思わずこの2都市を比較した。
多くの人は「香港の今日は、まさに上海の昨日だ」と言う。20世紀初め、上海がすでに極東の有名な国際金融・貿易センターになっていた時、香港はまだ立ち遅れていた。だが、「上海の明日は香港の今日を超す可能性がある」と話す人はより多い。ハード面から言えば、上海の陸家嘴はすでに香港の中環金融センターのような雰囲気を備えている。