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中国、燃料電池車開発で大きな進展を遂げる 
 

先般開催された「2007年中国水素エネルギー国際フォーラム」によると、科学技術部のサポートの下で、中国は燃料電池車開発で著しい進展を遂げ、すでに自主的知的所有権のある燃料電池大型バス、乗用車、自転車および助力車などの開発に成功している。

中国再生可能エネルギー学会水素エネルギー専門委員会主任委員の毛宗強教授が明らかにしたところによると、中国で最新の燃料電池大型バスの製造コストはすでに300万元まで低下しており、海外同種類製品の価格の5分の1以下で、一応競争力を備えるに至っている。

中国独自開発の「超越3号」水素燃料電池車は昨年パリで開催された「国際クリーンエネルギー車チャレンジ・ビベンダム大会」で、汚染物排出、CO2排出、騒音、走行性能、燃料の経済性など4項目で「Aレベル」、1項目で「Bレベル」に達し、すばらしい成績を上げると同時に、120キロのラリーコースをも完走した。

2008年北京オリンピック期間に、中国独自開発の燃料電池自動車は大会の運営に採用され、人々にサービスを提供することにもなっている。

水素燃料電池自動車の発展の趨勢は中国の自動車工業にとって、得難いチャンスである。現在、世界の大手自動車メーカーのゼネラルモーターズ(GE)、フォード、ダイムラー・クライスラー、トヨタ、ホンダなどはいずれも巨額の資金を投下して水素燃料電池自動車の開発に取り組んでいる。BMW、フォード、マツダなどもが水素ディーゼルエンジン自動車の開発に巨額の資金を投下している。これまでに、世界自動車業界が水素燃料自動車の開発に投下した資金の総額はすでに100億ドルを上回っている。

国内外の交流を強化し、中国の水素エネルギーおよび燃料電池事業の発展を促進するため、中国再生可能エネルギー学会水素エネルギー専門委員会主催の「2007中国水素国際フォーラム」がこのほど開催され、15の国・地域の著名企業80社以上の代表がフォーラムに出席した。

「チャイナネット」2007年7月31日

 

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