オートマ車が好調
同クラスのモデルで比較すると、マニュアル車はオートマチック車より燃費が良く価格も安い。このため、マニュアル車が販売の主流を成している。ただ、調査によると、北京の消費者はオートマチック車を購入する比率が他の都市に比べ著しく高かった。北京の交通渋滞が激しく、走行速度が遅いため、オートマチック車のほうが運転しやすいことが原因とみられる。
ドイツ車が人気
ドイツ車は中国で、品質、安全性、ブランドイメージ、信用度などが高い。このため、ドイツ車は北京の消費者に人気があり、特に政府機関や企業はドイツ車を好む傾向がある。調査によると、北京市民のうち、ドイツ車の購入を希望する人は日本車やその他のブランドの購入する人よりはるかに多い。業界関係者によると、今年1~7月の自動車販売ランキングでは、ドイツ・フォルクスワーゲンの桑塔納(サンタナ)と捷達(ジェッタ)が1位、2位を占めた。これは消費人口が多い北京でドイツ車が人気を集めていることと深く関係している。