ダイハツ工業
中日国交正常化35周年を記念して人民網は19日から、中国国内で影響力のある日系企業経営者を招き、「日系企業と中国の持続的発展」をテーマにビデオインタビューを開始した。
シリーズ初日のゲストとしてダイハツ工業株式会社の岩辺裕昭取締役を取材した。
今回のインタビューで岩辺氏は「100年の歴史を持つ自動車メーカーであるダイハツは、無駄のないボディのなかに広い空間をもつ小型車の開発に優れている」と語った。
ダイハツは現在「セニア」という車を中国で販売している。またダイハツは今後2~3年内に、中国で全国的なダイハツ製自動車販売網を構築するという。
住友商事
中国日本商会会長で住友商事取締役の北川信夫氏を取材した。
北川氏は、住友商事と中国との貿易は非常に早くから行われていたと語った。1955年当時、住友は「大華貿易」という子会社を設立、「大華貿易」を通じて中国と貿易を行った。当時の周恩来総理は5項目の原則を提示し、中国と貿易を行うのであればこの5原則を遵守するよう要求した。住友商事は最も早くこの5項原則を受け入れ、最も早く中国と貿易を開始した。1972年、中国政府は住友商事に対して「友好商事」の栄誉を与え、住友商事も正式に中国と貿易を開始した。
北川氏によれば、現在住友商事が中国で投資する企業は170以上にのぼり、投資額は4億5千万ドル前後に達している。住友商事は会社の中長期的戦略として、2010年には投資額を現在の倍にする見込みだという。
動画はこちらから(日本語通訳あり)