記者:将来の資本市場の発展を考えるとき、多くの人が市場の急騰、急落を懸念している。その点についてはどうか。
李所長:資本市場は必ず健全に発展する。市場の急激な変動は良くないという考えは捨てる必要がある。米国株式も急騰、急落を経験する。資本市場の調整が株価の急騰、急落によるのは正常なことで、全体としての上昇基調は変わらない。
わたしは、管理層が株式市場に対し行うべきことは二つあると考える。一つは、現在株価指数が持続的に上昇する中で、監督管理を強化し、インサイダー取引を厳格に禁止し、投資家がだまされることがないように保証し、リスク開示を十分に行うことだ。それができれば、株価が上がるにしても下がるにしても、市場の要素が主な働きをすることになる。
二つ目は、銀行の信用ローンが株式投資に回されることを厳しく禁止しなければならない。銀行業監督管理委員会が既に多くの措置を発表しているが、今後も監督管理を強化していくべきだ。
「人民網日本語版」より2007年10月14日
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