No.１：中国の「億元村」が8000カ所以上に
中国村落発展促進会の最新調査データによると、現在、中国では、「億元村」(GDPが1億元を超える行政村)がすでに8000カ所を上回り、その中には、11の｢百億元村｣(GDPが100億元を超える行政村)も含まれている。これらの「億元村」はGDP1.6兆元を生み出し、中国農村部の経済･社会発展を牽引している。
現在までのところ、中国では合計60万余りの行政村がある。1978年の改革開放以来、一部の地域や村落は目覚しい発展を遂げている。1987年、天津市の大邱荘が史上初めての「億元村」となり、2003年、江蘇省の華西村が史上初めての「百億元村」となった。
調査によると、60％以上の「億元村」は北京、上海、広東省、江蘇省、浙江省及び山東省など経済が発達した沿海地域に集中している。これらの｢億元村｣は特色のある栽培業を発展させたり、生態村を建設したり、フラッグシッププロダクトや郊外経済の発展を促進したり、重工業をリーディング・インダストリーとし、古い村文化を開発したりして、多種類の経済発展のパターンを確立している。工業発展の促進は大部分の「億元村」の主な発展の方途となっている。
中国の「億元村」は遅れた農村部経済･社会の発展の促進に役立っており、いずれの「億元村」も自らの物質的条件や先進的経験を生かして、周辺の農村経済の発展を促進することが可能となっている、と中国村落発展促進会顧問・元国務院研究室副主任の楊雍哲氏は見ている。
｢チャイナネット｣2007年11月5日
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