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独元首相、中国経済の安定した高度成長を望む
発信時間: 2007-11-09 | チャイナネット

特集:中国製品の品質と安全性

ドイツのシュレーダー元首相は8日、国際シンポジウム「中国の平和発展と調和世界」の合間に中国の国際金融報記者の取材を受けた。中国のGDPがフランスと英国を抜き、ドイツも抜く勢いであることについて、シュレーダー元首相は「中国とドイツは人口の規模が違う。中国は13億人、ドイツは約8200万人だ。たとえ中国のGDPがドイツを抜いてもパニックを起こすことはない。両国の人口規模の違いを考慮すれば、中国のGDPの伸びは正常なものだ。反対に、中国の良好な経済発展がドイツにもたらしたものは、むしろチャンスだ。ドイツのハイエンド製品は世界をリードしている。中国の良好な発展は、ドイツのハイエンド製品がそれだけ良い販路を獲得することを意味する。したがってドイツは、中国経済の安定した高度成長を望んでいる」と述べた。

「中国の対独黒字は巨額だ。もし中国製品が良くないのなら、なぜこのような巨額の貿易黒字が生じるのか?」。シュレーダー元首相は、「最近の中国製品に見られる問題は一部の現象であり、問題の解決は中国のメーカーに頼る必要があると考える。だが発注側の顧客も一定の責任を負わなければならない。顧客は納品された合格製品に相応の価格を付けるべきだ」との見解を示した。

「人民網日本語版」2007年11月9日

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