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中央銀行総裁「まもなく預金保険制度を構築」
発信時間: 2007-10-19 | チャイナネット

中国人民銀行(中央銀行)の周小川行長(総裁)はこのほど取材に応え、預金保険制度について次のように述べた。

今年1月下旬、中国は預金保険制度の構築を早急に検討すべきとの見方を打ち出し、これまでに議事日程が組まれ、担当チームが準備を着実に進めている。預金保険制度の構築は論争がある一部の問題点に及ぶ可能性があるが、制度構築という目標は揺るがず、いずれ近いうちに実施される見込みだ。

中央銀行は一般の物価指数を重点的にとらえつつ、資産価格にも一定の関心をもち続け、資産価格のバブル発生を防止すべきことを強調する。通貨政策の主要ツールは資産価格に関するものでなく、一般物価に関するものだ。中央銀行も資産価格に注目している。資産価格が激しく上下動する時には、通貨政策も一定の役割を果たし、資産価格の実体経済への過度な影響力を緩和させることが可能だ。

「人民網日本語版」2007年10月19日

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