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累計で数兆元投資 中国が温室効果ガス排出削減に積極的に取り組む |
発信時間: 2007-11-19 | チャイナネット |
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参考資料:中国の温室効果ガス排出削減の現状 04年の中国の温室効果ガス排出総量は約61億トン(CO2換算。炭素隔離分を差し引いた純排出量はCO2換算で約56億トン)で、このうちCO2の排出量が約50.7憶トン、メタンが約7.2憶トン(CO2換算)、N2Oが約3.3憶トン(CO2換算)。1994年から2004年までの間、中国の温室効果ガス排出総量の年間上昇率は約4%。このうちCO2排出量が占める割合は94年の76%から04年には83%へと上昇。 中国の温室効果ガス排出量は歴史的に見れば少ないうえ、1人あたりの排出量では一貫して世界平均を下回っている。世界資源研究所の研究結果によると、1950年の中国の化石燃料燃焼によるCO2排出量は7900万トンで、当時の世界総排出量の1.31%にすぎなかった。1950年から2002年までの間の化石燃料によるCO2排出量の累計は同時期の世界の9.33%、1人あたり排出量は61.7トンで世界第92位。国際エネルギー機関(IEA)の統計によると、04年の中国の化石燃料による1人あたりCO2排出量は3.65トンで、世界平均の87%、経済協力開発機構(OECD)加盟国の33%に相当。 経済、社会が安定的に発展すると同時に、中国の単位GDPあたりのCO2排出量は総体的には減少傾向にある。国際エネルギー機関のデータによると、90年には単位GDPあたりの化石燃料によるCO2排出が、1ドル(2000年当時の値)あたり5.47kg(CO2換算)だったが、04年には49.5%減少して2.76kgとなった。一方、同期の世界平均はわずか12.6%減少しただけでOECD加盟国の減少率は16.1%だった。 (「中国の対気候変動処理国家計画」より) 注:05年以降のCO2排出量についてはまだ中国政府が公式に発表したデータがない。 「北京週報日本語版」より2007年11月19日
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