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中国銀行業への投資、サブプライム損失を穴埋め(2)
発信時間: 2007-11-20 | チャイナネット

一方、中国の銀行業に大口投資しているHSBCも恩恵を受けた。現在の株価水準からみて、交通銀行だけでも800億香港ドルの利益を上げ、サブプライム問題による引当準備金の3倍に達した。

2005年6月にHSBCは上場前の交通銀行の発行済み株式19.9%を17億5000万ドルで取得した。取得価格は1株1.76香港ドルだった。同行の16日の株価は12.06香港ドルで、当初の取得価格に比べ6.85倍に値上がりした。

スコットランド銀行とUBSもそれぞれ中国銀行のH株を27.55%、4.4%取得し、少なくともそれぞれ740億香港ドル、120億香港ドルの含み益を得た。ゴールドマン・サックス、アリアンツ・グループ、メリルリンチも中国工商銀行のH株上場時に戦略的投資家としてそれぞれ20.28%、8.83%、6.87%を取得しており、多額の含み益を得ている。

「人民網日本語版」2007年11月19日

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