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日本の対中ODA、中国の経済発展に貢献
発信時間: 2007-11-23 | チャイナネット

今年11月8日の対中低利子円借款は最終回の日本の対中ODA(政府開発援助)供与となった。日本は、来年から中国への新規ODA供与を全面的に停止することとなり、ODAに組み入れられていた日本政府の対中円借款にはピリオドが打たれることになった。

1979年から今年まで、日本の対中円借款総額は約300億ドルに達し、対中ODAプロジェクトは中国各地で実施されてきた。例えば、北京地下鉄1号線、首都空港ターミナルなどのプロジェクトにも円借款が使われている。

中国社会科学院日本研究所の金煕徳副所長は、中国の最も困難な時期に、円借款が大きな役割を果たしており、中国経済の急成長には円借款は大きく貢献したと日本の対中ODAを評価している。

なお、日本の対中ODAプロジェクトには3つの内容があり、90%以上は返済を必要とする円借款である。

「チャイナネット」2007年11月23日

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