9位：中国、重点業種のサービス貿易を促進

1998～2002年中国のサービス貿易の輸出入額

　　　　　　　　　単位：億ドル

総額　　　　　　輸出　　　　　　　輸入　

商務部の易小準副部長は27日、サービス貿易の大いなる発展を促進し、対外貿易のモデルチェンジを促すため、中国は文化、観光、運送などの重点業種のサービス貿易に力を入れ、サービス貿易の構造の最適化、サービス貿易企業の国際競争力の向上を図る方針であることを明らかにした。

これは、易小準商務部副部長が第1回中国サービス貿易会議および中国サービス貿易協会創設大会の開幕式で述べたもの。

易小準氏はその中で、次のように語った。中国は重点業種のサービス貿易を促進し、対外文化貿易を積極的に展開し、文化的伝統の優位を発揮し、中華文化の国際影響力を高め、観光業を一層発展させ、海洋輸送を主とする運輸業の発展に力を入れ、ゼネコンサービスの輸出を拡大し、金融保険サービス、公認会計士サービス、漢方医薬サービス、技術サービスの輸出を積極的に発展させ、国際サービス・アウトソーシングを重点としてサービス貿易を拡大する。

関連データによると、1982年の中国のサービス貿易における輸出入額はわずか44億ドルであったが、2006年は1917．5億ドルに達し、24年間で伸び率は約43倍となり、世界サービス貿易に占める割合は0．6％から3．6％に上昇している。サービス貿易における輸出額の世界ランキングも1982年の28位から2006年の8位と大幅にアップし、輸入額の世界ランキングも40位から7位に上昇している。

「チャイナネット」2007年11月28日