香港特別行政区の曾俊華財政長官は7日、香港中華総商会が主催した「2008年香港商工業シンポジウム」に出席し、「昨年の香港経済は総体的にみて活力に満ちたものだったと言える」と述べた。「新華網」が伝えた。

曾財政長官によると、米国のサブプライム問題がもたらした信用収縮で第4四半期は成長が鈍ったものの、香港の第1～3四半期の実質GDP成長率はいずれも6％以上を保っており、年間成長率も6％になるとみられる。香港経済の好調は中国経済全体の持続的な発展の影響を表したもので、米国市場失速の影響は部分的なものにとどまった。

「人民網日本語版」2008年1月8日