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アクサ調査:中国の個人資産運用、今後10年で30%増へ
発信時間: 2008-01-09 | チャイナネット

大手保険グループ、アクサ(AXA)はこのほど、アジア各国で消費者信頼感指数についての調査を行った。中高所得層の消費者を対象にした個人資産運用の状況に関する報告で、中国は今後10年、年平均30%のスピードで成長していくことが明らかになった。「北京日報」が伝えた。

この調査は、年収20万元以上、高学歴で職業スキルや消費能力が高い人を対象に実施。その中で、中国は中高所得層の消費者数が2005年の約290万人から2015年には850万人に激増するということが報告された。

調査対象者の現時点での資産運用は不動産、株式、貯蓄といった比較的簡単なものが主で、保険に投資をしている人は31.3%にとどまった。また、約78%の回答者が資産運用サービスを必要とし、50%以上の回答者が資産運用サービスの利用を希望していることから、非常に大きなニーズを秘めていることがうかがえる。

中国大陸部の中高所得層の消費者は生活への十分な自信を示しており、現時点の生活満足度はアジア各国の中で最も高いわけではないが、今後5年の生活を楽観視する回答者は最も多かった。

「人民網日本語版」2008年1月9日

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