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北京とハンブルクを結ぶコンテナ列車、試行運転開始
発信時間: 2008-01-10 | チャイナネット

北京とハンブルク(ドイツ)を結ぶ国際コンテナ列車の試行運行開始を記念するセレモニーが9日午後3時、北京市南部の大紅門駅で開かれた。同列車の運行開始により、アジアと欧州のレールをつなぐコンテナ鉄道輸送の共同事業は全面的実現に向けて大きく前進した。「新華網」が伝えた。

同列車の運営は中国の鉄道組織によって企画され、全行程の運行は中鉄コンテナ運輸有限公司が担当。ドイツ到着までに通過する各国の政府と鉄道部門の支持を得ている。今回出発した列車は49車両からなり、98TEU(20フィート標準コンテナ)を輸送、北京出発の後は、モンゴル、ロシア、ベラルーシ、ポーランドを経てドイツのハンブルクに到着する。運行距離9780キロ、18日間の行程となる。

ここ数年来、アジア・欧州間の経済貿易交流は拡大の一途をたどってきた。北京・ハンブルク国際コンテナ列車の運行は、アジアと欧州の経済協力と貿易関係を促進し、途中で通過する各国に対してより安全で便利、安価なコンテナ輸送サービスを提供するものとなる。セレモニーの後、中国・モンゴル・ロシア・ベラルーシ・ポーランド・ドイツの6カ国の鉄道部門担当者による会談が開かれ、アジア・欧州間での鉄道運輸事業での 協力の拡大、中国・欧州間コンテナ列車の運営計画についての覚書が交わされた。

「人民網日本語版」2008年1月10日

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