米ゴールドマン・サックス社のアジア法人は14日、2008年の香港の経済成長率は5.2％に達するとの予測を発表した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

同社の馮殷諾・地域経済アナリストは同日、米国やその他の主要輸出市場の経済停滞の影響を受けて香港経済も打撃を受けるが、労働力市場の安定と力強い内需とが引き続き香港の経済成長を支えるとの見方を示した。

同社によると、米国が今年金利を引き下げると、香港も付随して引き下げを行うとみられ、これにより香港のマイナス金利局面が一層はっきりし、資産価値が上昇することになるという。

同社のまとめた統計報告によると、2007～08年に香港の中・小型ビルの平均価格は20％、高級住宅の平均価格は25％、それぞれ上昇するものと予想される。

「人民網日本語版」2008年1月15日