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浙江省、林業税を廃止 農林業者のゼロ負担実現
発信時間: 2008-01-24 | チャイナネット

浙江省林業庁によると、浙江省は林業分野で徴収されてきた2項目の税金を全国に先駆けて今年から廃止する。浙江省はこれで、農林業者の「ゼロ負担」を政策面で実現した全国で初の省となった。「浙江日報」が伝えた。

廃止が決まったのは、「育林基金」と「更新改造資金」の2税。70年代に徴収が開始され、木材や竹材の卸値の15%が税金として納められ、植樹・造林や森林資源保護などに使用されてきた。2006年の徴税総額は1億8200万元にのぼる。徴税の対象となってきたのは主に発展の遅れた山奥の貧しい林業者たちで、税負担の重さが問題となっていた。浙江省は林業収入への徴税を廃止することで、06年からすでに徴税が廃止されていた農業との税制面での平等を実現し、農林業者の「ゼロ負担」を全国に先駆けて実現した。

「人民網日本語版」2008年1月23日

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