米投資情報会社のスタンダードアンドプアーズ(S&P)は今年2月、バフェットの銘柄選択術を使って60銘柄をリストアップすることを発表した。中国大陸部では中国アルミ(チャルコ)、中国移動(チャイナモバイル)がこのリストに入るという。「中国新聞網」が伝えた。
同社は毎年2月と8月にこのリストを更新する。昨年は銘柄の選択原則を基に選択した銘柄が15.7%の株式収益率を上げた。選択の原則は次のとおり。(1)株主の利益が5千万ドル以上(2)12カ月間の利益率が15%以上(3)過去3年の各四半期の投資回収率が15%以上(4)過去5年の内部成長率が時価総額の増加率より低いこと(5)今後5年で各銘柄のキャッシュフローが現在の株価を上回ること(6)企業の時価総額が5億ドル以上。
チャイナモバイルは世界最大のネットワークと利用者を誇り、フォーチューン誌が発表する世界500強の企業ランキングに6年連続ランクインした。資本金は500億元余りで、保有資産は5千億元を超える。
中国アルミ大手のチャルコは世界第2の酸化アルミニウムメーカーで、中国最大のアルミニウムメーカーでもある。資本金は100億元余りで、傘下に10以上の支社、研究所、12の子会社と持株会社をもつ。
「人民網日本語版」2008年2月20日 |