「上場企業M&A審査委員会」がこのほど成立し、計25人が委員に任命されたことが中国証券監督管理委員会（証監会）が20日明らかにした。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

証監会の尚福林主席は成立式典において、「M&A審査委員会は、証券法の関連規定に基づき構築したもので、証券法による発行審査委員会の職能の一部を履行し、上場企業のM&Aの動向を規範化する重要な職責を負う」と述べている。

今回任命したM&A審査委員は、広い範囲において推薦者を公開的に募ったもので、慎重な選別や投票により決定したものである。従来と比べて、法的な地位が明確になり、専門的な面でさらに合理的な構造となった。全委員が、自律的に透明性のある業務を行うことの承諾書に署名している。

また、M&A審査委員会の成立と同時に、証監会の上場企業監督管理部は、15人の委員からなるM&A専門家コンサルティング委員会を設立させ、M&Aの立法や革新性に対し、専門家の意見を提供している。

「人民網日本語版」2008年2月21日