中国証券監督管理委員会（証監会）の尚福林主席は5日、今年の「両会」（全国人民代表大会、全国政治協商会議）で初めて公開の場に登場し、創業ボード、株価指数先物取引、レッドチップ企業のA株上場などをめぐり、「上海証券報」の取材に応えた。

レッドチップ企業のA株上場の準備作業について、尚主席は「証監会は現在、準備を積極的に進めている。現在、レッドチップ企業のA株発行には法律的な障害は何もないが、多くの調整作業が必要だ。関連規定の制定を待って、準備作業を段階的に進めていく。現在、条件は比較的整っており、モデルケースを設定する必要はない」と述べた。

また尚主席は「レッドチップ銘柄のA株上場には確かにタイムテーブルはなく、全て作業の進行状況をみながら進めていく。各方面の準備作業がより着実に進むことを期待する」と述べた。

「人民網日本語版」2008年3月6日