中国証券監督管理委員会（証監会）の尚福林主席は5日、今年の「両会」（全国人民代表大会、全国政治協商会議）で初めて公開の場に登場し、創業ボード、株価指数先物取引、レッドチップ企業のA株上場などをめぐり、「上海証券報」の取材に応えた。

尚主席は次のように述べた。

現在、創業ボード創設の各種条件が基本的に固まっており、関連の管理規定は両会終了後に意見を公開で聴取し、作業の進展状況に合わせて創設のタイミングを決定する。意見聴取の具体的な時間は、ぜひとも言わねばならないとすれば、4月になるだろう。

創業ボードの創設に当たっては各方面の活動の準備状況をみる必要がある。現在、準備は比較的進んでいると言えるが、具体的なタイムテーブルはない。証監会は目下、創業ボード開設の関連準備作業を積極的に進めるよう努力している。

創業ボードの株式発行審査はメーンボードと別に行われることになるだろう。

「人民網日本語版」2008年3月6日