長さ36キロ、総投資額118億人民元の杭州大橋が貫通し、開通に向けて最後の準備が着々と行われている。

杭州湾海上大橋の照明工事シニアエンジニアの駱陳根氏の説明では、この長さ世界一の海上大橋には4つの特徴があるという。

特徴1：車の通行量の変化によって、橋の照明の点灯数も変化する。この世界的な独創技術は、初めて道路、橋梁の照明に応用された。

特徴2：区間ごとに景観灯が異なる

長さ36キロにも及ぶ橋の景観灯の設計は複雑な作業だった。大橋の美しさを強調すると同時に、車両と航行船舶の安全を考慮しなければならないため、大橋には一定の区間ごとに異なった景観灯が取り付けられている。

特徴3：134の監視カメラを設置

橋の上下には3種類あわせて134のカメラが取り付けられている。

特徴4：自動診断システム

橋には「橋梁構造診断」システムが備えられており、橋にどんな損傷があっても、その状況はセンサーを通じて伝えられる。

「チャイナネット」2008年3月17日