エアバス社は2007年、香港・澳門(マカオ)・台湾地区を除く中国大陸部の取引先に新航空機69機を供給した。平均では7日足らずで1機を供給した計算となる。同社は今後3年間も、大量の航空機を中国に供給する。2008年に75機、2009年に90機、2010年には100機以上を供給する見通し。「中国新聞網」が伝えた。
エアバス中国公司は17日、中国国内で運航されている同社製航空機は今年1月末の時点で計393機に達し、1995年の13倍、国内で運航されている航空機全体の37%を占めることを明らかにした。同社が中国から製造予約を受けている航空機は現時点で478機。
中国は自国経済の急成長に伴い、世界航空市場において要となる力を備えるに至った。中国の航空運輸業は2007年から2011年まで年平均11.1%のスピードで成長、中国とインドは世界の航空運輸業中、成長スピードが最も速い国家になるとエアバスは予測している。
最新統計データによると、エアバスが2007年に世界各地の取引先に供給した新航空機は453機、業界最高記録を更新した。このうち、香港・澳門(マカオ)・台湾地区を除く中国大陸部の取引先への新航空機供給量は世界供給量全体の15%以上を占めた。
「人民網日本語版」2008年3月18日 |