ホーム>>経済>>業種動態
天津検疫部門、輸出食品企業を全面検査
発信時間: 2008-03-19 | チャイナネット

天津検験検疫局はこのほど、輸出食品を扱う企業に対する検査を全面的にスタートさせた。昨年346社を対象に行った検査に次ぐ大規模な検査で、検査は4月末まで続けられる見込みだ。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

今回の検査では次の4タイプの企業が重点対象となる。(1)日本、米国への輸出食品生産企業(2)欧州連合(EU)、日本で登録を行うソーセージ皮加工企業(3)EUへ輸出する水産製品、遺伝子組み換え製品、ペット食品、食品添加物などの生産企業(4)韓国への水産製品、肉類製品の輸出企業――の4タイプだ。

同局は昨年の検査で一般的な問題がみつかった187社に対し、期限付きでの改善を求めたほか、重大な問題があった18社には業務を一時停止しての改善を求めた。また衛生登録に関して不備があった70社の登録資格を取り消した。

今回の調査で問題があるとされた輸出食品生産企業に対しては、同局は「期限付きでの改善と輸出検査の一時停止」「衛生登録証書の取り上げ」などの措置を実施するとともに、サポートや今後の監督管理を着実に進める予定だ。

「人民網日本語版」2008年3月19日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· アジア最大の航空機整備格納庫が北京に完成

· 世界の物価水準調査 アジアは東京が最高

· 天津検疫部門、輸出食品企業を全面検査

· 天津税関、自動車輸入が大幅に増加

· 中国初の1万TEUクラスのコンテナ船が試験航行