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世界最長の海上大橋の開通で、輸送コスト年間22億元減少
発信時間: 2008-04-09 | チャイナネット

浙江省寧波市交通局の張延副局長は、杭州湾海上大橋の開通により、寧波と上海間の輸送コストは大幅に低下し、今後20年で年間運送コストが約22億元(約340億円)減少するだろうと語った。

杭州湾海上大橋は、浙江省嘉興市の海塩県から杭州湾海域を横断し、寧波市の慈渓市を結ぶ全長36キロ。現在の時点では、世界で造成あるいは建設中の海上大橋では最も長い。去年の6月26日に全線貫通しており、5月1日に正式に開通する。

張延副局長によると、杭州湾海上大橋の開通により寧波と上海間の輸送時間が短縮され、国の関連基準に基づいて試算すると、今後20年間で燃料油500万トンが節約でき、輸送コストは合わせて443億7000万元減少し、年平均にすると22億1900万元になるという。

この世界最長の海上大橋は、双方向6車線の高速道路設計で、設計時速は100キロ。杭州湾海上大橋の開通で、輸送距離は120キロ短縮する。これまで寧波から上海までの陸路交通は、主に上海杭州高速道路が利用されており、所要時間は3時間半だった。しかし同海上大橋の開通により2時間半に短縮する。

「チャイナネット」2008年4月9日

 

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