ホーム>>経済>>視点
人民銀副総裁、4月金利引き上げの可能性小
発信時間: 2008-04-15 | チャイナネット

上海・深セン両証券取引所が14日に大幅下落したことを受けて、高いインフレ率のもとで再び引き締め調整措置が取られるのではないかとの見方が広がっている。金利引き上げの可能性について、中国人民銀行(中央銀行)の劉士余副行長(副総裁)は「まだ検討中」としているが、あるアナリストは4月に引き上げが行われる可能性は低いとの見方を示す。中国・米国間の金利差による制限を受けることや、内需拡大にマイナスになることなどのほか、今年第1四半期には輸出の経済成長への貢献度が4年ぶりにマイナスになったことなどを踏まえて、今後のマクロ調整措置では「さらなる手段」が取られる見込みは薄く、4月に金利が引き上げられる可能性は低いといえる。「中国証券報」が伝えた。

「人民網日本語版」2008年4月15日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 中国の購買力、日本を上回って世界第2位

· 痛みを伴う中国の企業改革

· 穀物価格の高騰と食糧危機 FAO高官に聞く

· 4つの「初」で注目を集める中国ニュージーランドFTA締結

· 人民銀副総裁、4月金利引き上げの可能性小