中国国家品質監督検験検疫総局(質検総局)は今後3~5年をかけ、輸出入商品法定検査リストの大幅な見直し作業を実施、検査検疫管理監督業務における科学性・有効性のさらなる向上を図る。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
23日上海で開催された全国出入境検査検疫通関業務工作会議によると、多方面にわたる原因により、現行の輸出入商品法定検査リストは規模の過大、監督管理類別における不合理、規制調整に臨機応変に対応できないなどの問題を抱えている。
同総局関連責任者によると、同総局は既に専門の法定検査リスト調整委員会を設立しており、専門家らによる真摯な研究を行い、安全、衛生、健康、環境保護に万全に対応できる検査検疫業務目標に向け、各種要素を総合的に考慮し、法定検査リスト調整意見を提出する。
今回の調整は、安全、衛生、健康、環境保護、反詐欺に及んだ全ての商品を法定検査リストに組み入れ、検査強化および管理の厳格化を進める。また安全、衛生、健康、環境保護、反詐欺の商品に適合しない商品については法定検査リストから除外し、リストの簡素化を推進する。さらにリスト改善、および検査強化、管理の厳格化の目標に即した検査検疫機構の技術能力および人員配置を進める。
「人民網日本語版」2008年4月24日 |