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銀行の8割、株式市場変動の貯蓄への影響増を認識
発信時間: 2008-04-25 | チャイナネット

上海銀行監督管理委員局(銀監局)がこのほど発表したアンケート調査結果によると、国内・外資銀行の8割以上が、株式市場の変動による銀行貯蓄への影響が強まっていると感じていることが判明した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

各銀行の業務部門を対象に行われた四半期(2008年1~3月)アンケート調査によると、株式市場の影響について、株式市場の変動が貯蓄に対してかなり大きな影響を及ぼしていると認識している銀行の割合は高まり続けている。96.4%の国内資本銀行と84.7%の外資銀行が、株式市場の変動が貯蓄に対してかなり大きな影響を及ぼしていると感じており、この割合は前四半期(2007年10~12月)比5.4ポイントと6.4ポイントそれぞれ上昇した。

市場リスクについては、80%の中国資本銀行と90%以上の外資銀行が、現在直面している市場リスクは利率リスクと為替変動リスクに集中しており、また、為替変動リスクの割合が上昇していると感じていた。

「人民網日本語版」2008年4月25日

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