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環渤海のGDP、2010年中国全体の30%に
発信時間: 2008-04-25 | チャイナネット

南開大学の周立群教授らが編纂した中国初の環渤海「青書」となる「環渤海地区経済発展報告(2008)」がこのほど出版された。同報告によると、環渤海地区経済が中国GDP全体に占める割合は2010年には30%に上昇、経済総量は8兆7200万元に達する見通し。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

1980年代の珠江デルタ地域、1990年代の長江デルタ地域に続き、環渤海地区は中国経済における第3の成長スポットと見られていると青書は指摘している。今世紀に入り、中国地域経済の重点が北に移動するに伴い、環渤海経済圏の重要性はますます顕在化している。

青書の分析によると、経済総量から見て、環渤海経済圏の経済増加は着実に上昇しており、全国に占める割合も高まっている。環渤海5省・直轄市(北京、天津、河北、遼寧、山東)の2006年の地域生産総額は5兆4775億4千万元に達し、全国GDPの26.16%を占め、長江デルタ地域と珠江デルタ地域の合計額に接近した。これら三大経済地区の発展スピードはいずれも、全国の経済成長スピード平均をはるかに上回っている。

「人民網日本語版」2008年4月25日

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