ホーム>>経済>>政策情報
中国、今後の経済体制改革の6つの重要課題
発信時間: 2008-05-06 | チャイナネット

国家発展改革委員会の杜鷹副主任は5日に湖北省武漢市で開催された「2008年全国経済体制改革業務会議」に出席し、「現在、中国の経済・社会の発展は新たな重点期に突入し、改革の深化と開放の拡大に向けて新たな要求が出されている」と述べた。

杜副主任は現在から今後一定の期間にかけての経済体制改革の重点任務として、次の6点を挙げた。

(1)国有企業改革と国有経済の戦略的調整を力強く推進し、社会主義に基づく基本的経済制度を改善する。

(2)現代型の市場システム建設を推進し、資源価格・要素価格の改革を進展させる。

(3)政府の職能転換を加速させ、計画、財税、金融、投資など各方面の体制改革を進展させ、マクロ管理体制を改善する。

(4)農村改革を進展させ、「工業で農業を促進し、都市部が農村部を牽引する」ことを目標とする長期的なメカニズムをうち立てる。

(5)社会体制改革を加速させ、社会の公平と正義とを保障する体制的メカニズムをうち立てる。

(6)対外的な経済体制改革を加速させ、国内・海外のバランス均衡、相互利益、安全、高効率などを原則とする開放型の経済システムを整える。

「人民網日本語版」2008年5月6日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 証監会 株式譲渡による利益供与を禁止

· 中国、今後の経済体制改革の6つの重要課題

· 証監会、ファンド会社に香港機関設立を許可

· 資源税改革解読

· 商務部 中部地域の持続的発展へ2大プロジェクト始動